みなさんこんにちは!リクトです。
みなさんは普段、ICカード、使っているでしょうか?
特に、suicaみたいな、かざすだけで使えるものを非接触型といいます。
かざすだけでお金を払うことができて、非常に便利ですよね。
でもこのICカード、実は電池が使われていません。
では、どのようにして電気を得ているのか、見ていきたいと思います。
※以下、ICカードは非接触型のICカードを示しています。
わかりやすい、面白いと思っていただけたら、ぜひチャンネル登録をお願いします!!
電磁誘導
ポイントになってくるのは、電磁誘導です。
電磁誘導とは、
のことです。
コイルに豆電球がつながっているとします。
ここに、磁石を近づけると、電流が流れます。
なぜ電流が流れるのかというと、磁石の周りには、磁界が発生しています。
コイルに着目すると、磁石を動かしたときに磁界が、変化します。
こんな風に、磁界が変化すると、電流は流れるわけです。
このとき、電流が流れる現象のことを電磁誘導、流れる電流のことを誘導電流といいます。
では、これが、ICカードとどのように関係しているのでしょうか?
非接触型ICカードに電流が流れる仕組み
まずは、ICカードの中身から見ていきましょう。
あの薄いカードの中には、実は、コイル状のアンテナと、ICチップが埋め込まれています。
ICチップこそが、情報を記録したり処理したりする電子部品になっています。
ただ、情報をやり取りするには、電流が必要です。
そこで、コイル状になっているアンテナが活躍します。
実は、読み取り機からは磁力が発生しています。
この磁力によって、アンテナの中の磁界が変化することによって、電流が流れ、ICチップに記録をしたり、読み取り機との間で情報のやり取りができたりするわけです。
というわけで、今回は、非接触型のICカードの仕組みについて見てきました。
電磁誘導という現象がポイントになっていることがお分かりいただけたでしょうか。
最近は街中ではバーコード決済がよく使われるようになってきて、時代の変化を感じます。
でもやっぱり、改札を通過するときのあの読取速度、すごいですよね。
今後はタッチレス、つまり、カバンとかから取り出さなくても改札を通過できるようになるなんて話もあってどんな風に進化していくのかとても楽しみに思っています。